先日、Android 4.4へのアップデート打ち切りが発表されたばかりのGalaxy Nexusですが、
今回root化する必要が出てきたので記録します。
本来root化にはかなり面倒な工程が必要となるのですが
Wugfresh氏がNexus端末向けにNexus Root Toolkitを開発してくれているので、こちらを利用させてもらいます。

筆者の環境はWindows 8.1(32bit)、Android 4.3です。

※ブートローダーアンロックが済んでいることが前提となります。(多分、Android SDKの導入も必要?)
  ブートローダーアンロックの際には、factory resetが必要となります!
  これが既に済んでいれば、データを引き継いでルート化可能です。
  まだ済んでいなければ、このツールキットからアンロックを自動的に実行可能です。
  ただし『全てのデータが消去される』ことにご注意ください。

※説明の中でGalaxy NexusをGNと省略して表記することがあります。


☆Root化の手順

1.Nexus Root Toolkitをダウンロード
http://www.wugfresh.com/nrt/
にアクセス、ページ中ほどのDownloadから該当のファイルをダウンロードする
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今回はダイレクトリンクから落としてみます。

リンク先で10秒待つと、ダウンロード可能になります。
表示された緑のボタンをクリックでDL開始。68.4MBもあるのでそこそこ時間がかかります。
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2.インストール
ダウンロードしたNRT_v1.7.3.sfx.exeを起動して、Installをクリックします。
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特に設定することもなくこの画面は閉じます。

3.インストールする機種・ROMの指定
05
表示されたダイアログから、該当機種と、ROMを選択しましょう。
筆者所有の機種はLTE非対応のGalaxy Nexusで、RomはTakju(米国版)です。
選択が終わったらApplyを押して次に進みます。

ビルド番号は、Galaxy Nexusの端末情報から確認できます。
Screenshot_2013-11-07-00-55-27
一番下に記載の通り、ビルド番号はJWR66Yです。

4.Galaxy NexusをUSBデバッグモードにする
先ほどの画面でApplyを押すと、次のような画面が現れます。
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要は、この手順に従って端末をPCに繋いでくださいとのことです。
順を追って説明します。

1.)『開発者向けオプション』を使えるようにする(既に済んでいればOKです)
設定→端末情報と進んで、一番下にある『ビルド番号』のところを7回タップします。

2.)すると、設定に『開発者向けオプション』が表示され、使えるようになります。
Screenshot_2013-11-06-23-56-34

3.)開発者向けオプションから、『USBデバッグ』を有効にします。
Screenshot_2013-11-06-23-56-46
チェックを入れると、次のような警告画面が表示されますが、OKを押して進んでください。
Screenshot_2013-11-06-23-56-50

続いて、PCとの接続モードをMTPに変更します。

設定画面に戻り、『ストレージ』を選択してください。
ここから、『USBでパソコンに接続』の設定へ進みます。
Screenshot_2013-11-07-01-59-02
MTPにチェックが入っていなかったら、ここで選択します。
Screenshot_2013-11-07-01-59-06


4.)GNをPCと接続する
以上の事項を設定した状態で端末をPCと接続すると、
次のような画面が表示されます。(雑なモザイク処理ですが…。)
新しいSkitchファイル
5.)上の画面で、『このパソコンからのUSBデバッグを常に許可する』にチェックを入れて、OKを押してください。
GN側の設定は以上です。

PCに戻り、先ほどのダイアログのOKを押して先に進んでください。

5.作業に必要なイメージをダウンロードする
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イメージファイルをダウンロードします。
準備が出来ていればOKを押して進んでください。

6.TWRPをダウンロードする
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TWRPというカスタムリカバリをダウンロードします。

このGalaxy Nexusは、まだファクトリーリセットしたばかりで、カスタムリカバリの導入は行っていませんでした。
TWRP以外にも、ClockWorkModという有名なカスタムリカバリがありますが、Root Toolkitは前者を使用するようです。
カスタムリカバリは、入れておくと色々と役立ちます。

ちなみにこのダウンロードにも、そこそこ時間がかかります…。

7.Nexus Root Toolkitを起動
インストールが完了すると、自動的に起動します。
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この画面で、Rootと書いてあるボタンを押すと、root化が開始します。
Rootボタンの下にあるCustom Recoveryにチェックを入れると、TWRPが一緒にインストールされます。
ついでに入れておくと、のちのち便利だと思うので、ぜひインストールしましょう。

データが飛ばないか不安な人は、念のためにバックアップをとっておくといいかもしれません。
Backupボタンを押して進むと、簡単に実行できます。(また別の機会に、このブログにメモとるかも…。)

8.Root化作業に入る
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"このスクリプトは、あなたの端末のルート化と、カスタムリカバリの導入の両方を行います"
との事です。
先ほどのCustom Recoveryにチェックを入れなければ、別のメッセージが表示されます(おそらく)。
あとは、このツールが実際に行う作業内容が細かく書いてあります。

※端末のアンロックを必ず行うよう注意書きがされています。
まだアンロックが済んでいない場合は先に実行しましょう。
アンロック作業はfactory resetを伴うので、『端末内のデータが全て消える』点にご注意ください。

※筆者はこの後fast boot device was not found...というエラーで止まってしまいました。
どうやらドライバがらみで問題があったようです。こちらの解決法は後述します。


9.あとは待つだけ
エラーが特に発生しなければ、次のようなダイアログが現れます。
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ルート化が完了したとの事です。
めちゃくちゃ簡単でした…。
Wugfresh氏に心から感謝です。

Screenshot_2013-11-07-03-46-12
ご覧の通り、SuperSUがインストールされています。
また、今まで使っていたアプリも全て引き継いだ状態になっています。

これで、今まで手が届かなかったところにも権限が及びます。

ただし、root化するとOTAが適用できない場合があるようなので注意。
恐らく、Galaxy Nexusにはもう降って来ることはないが…。




☆ドライバのインストールガイド
Root Toolkitに付属のInstalation Guideを開いておくと便利です。
1.デバイスマネージャからGalaxy Nexusのドライバーを削除する
この工程は、端末を繋ぎながら行ってください。
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チェックを入れて削除。
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削除が完了したら、USB接続を解除します。

2.Galaxy Nexusに関係すると思われるデバイスをUSBDeviewから全削除
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Vendor ID - "18d1"   or...  "04e8"
に注目すると探しやすいです。

3.ADBドライバをインストール
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(起動中のソフトが見えちゃってますが気にしないでください…。)

ここでは、#1を勧められているのでそれに従います。


4.インストールしたドライバをテストする
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『Full Driver Test』なるものが存在するらしい。ありがたい・・・。
ここで再び端末を接続します。
このテストを起動すると、ダイアログが順次出てきて、端末も何回か再起動します。
それが全てうまくいくと…、
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こんなダイアログが出てきます!これは嬉しい。
先に進むことができました。



◎お知らせ(2014/4/13)

Androidアプリ『もろコショット』をリリースしました。
Cover art
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.blog.whgadget.MorocoShot
操作の簡単なシューティングゲームです。
暇な時間があったらぜひ遊んでみてください!

開発記録はこちらから。




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